
ヌタウナギは食べることができるのでしょうか。
名前にウナギとつくからには、食材として、それなりに期待していいのでは… とお考えになりませんか?
この記事では、食材としてのヌタウナギに焦点を当ててみます。
食材としてヌタウナギをとらえることで、ヌタウナギの正体に迫ってみます。
ヌタウナギは食べれるのでしょうか?
ヌタウナギは、りっぱに食材でした。
しかし、普通に食材として扱っている国は、韓国だけのようです。
では、日本ではどうでしょうか。
スーパーの魚売り場で、ヌタウナギなど見たこともありませんよね。
一般に、食材として流通してはいないようです。
では、どこに行ったら食べることができるのでしょうか。
調べてみても、学術的な情報はありますが、食文化としてのヌタウナギ情報には、なかなか出合えません。
万策尽きて、たまたま新潟の友人に訊いたところ、新潟の一部地域で、干物や燻製にして食しているとの情報を得ることができました。
日本では、海に近い一部地域に限定されて食されているようです。
ヌタウナギは韓国でフツーに食べられています!
では、ヌタウナギの一大消費地韓国では、どんな料理として食されているのでしょうか。
これも、韓国の友人をたよって訊いてみました。
韓国では、ヌタウナギはコムジャンオと呼ばれ、コチジャンで炒めて普通に食されているとのことでした。
また、焼き肉のように、焼いても食べるそうです。
ヌタウナギの味は?食感は?

さて、本題です。
ヌタウナギの味は、どうなんでしょうか。
美味しいのか? 不味いのか?
友人曰く。
魚ではない。
肉、完全に肉だそうです。
ミノ・ハツ のようであり、跳ね返ってくる弾力が、なんともいえない食感だそうです。
味は、コチジャンの味が強くて、ヌタウナギそのものの味はわからないということでした。
ただし、韓国では人気の食材であり、美味いか不味いかでいったら、美味いそうです。
ヌタウナギは魚ではない!?
ヌタウナギの食感は、まちがいなく肉だと、友人は強く主張しておりました。
で、図鑑で調べました。
魚か魚でないかの線引きは、アゴとヒレがあるかないかだそうです。
ヌタウナギには、アゴもヒレもありません。
というっことは、ヌタウナギは魚ではないということになります。
ヌタウナギが、魚か魚でないかは、学者によって意見がわかれるみたいです。
ヌタウナギのまとめ
・ヌタウナギは、日本では一部地域で、干物か燻製で食す。
・ヌタウナギをフツーに食べているのは、韓国である。
・ヌタウナギは、美味い。
・ヌタウナギの食感は、肉である。
・ヌタウナギは、魚ではない、という学者もいる。
残念ながら、実食とまではいきませんでした。
友人のことばを借りた記事です。
美味い肉なら、なんとかして食してみたいものです。
友人は、電話口で一言、付けたしました。
「そりゃあ、同じ名前のウナギなら、フツーのウナギをたべたいねえ」
だそうです。